”どうやったらクラフト市に出店できるか”って問われれば、
それは、 ”愛と情熱” です。
なんて答えても、具体的には何もわからないので、
「だから どうすればいいのよ」
と言われそうなので、
クラフト市に出店できるまでの流れを、
私の知る範囲の中でお伝えしていきます。
まずは、「クラフト市ってどこでやってるの」とか
「1年間でどのくらいの数があるの」ということからです。
・日本全国 沖縄から北海道まで ほとんどの都道府県で開催されています。
1つの県で、だいたい10か所くらいのクラフト市があります。
神奈川、静岡、岐阜、京都、兵庫などは、20〜30か所と多いです。
一番多く開催されているのは 長野県 で、40か所程です。
そして、こういう全国の1年間の開催情報を、
一覧にしてネットで発信している奇特な方がいらっしゃって、
そこを見て、出店したいクラフト市を選んでいきます。
それぞれのクラフト市がホームページを作っていて、
そこから応募要項をダウンロードして申し込むというわけです。
こんな感じですね。郵送するのが多いかな。
写真が2枚くらいで、その解説や自己アピールなどを書きます。
写真が大事らしく、プロの写真家に応募作品を撮ってもらう人もいるようです。
どういう基準で審査しているのでしょうね。
現在、4〜7月開催のクラフト市に5か所ほど申し込んであります。
4月開催のところからは、すでに落選の通知が送られてきました。ガックリ。
つまり、出店したいからといって全てに出店できるわけではないのです。
先着順というのもありますが、ほとんどは審査がおこなわれます。
倍率は、2〜3倍ぐらいかな。中には6倍とか8倍とかの市もあります。
また、出店条件として、
”プロか、それに準ずる者”
という項目もあります。
○○教室で作った物を売りたいとか、
仕入れ品や古着を売るとかは禁止になっているところが多いです。
ですから、出店される作品のレベルは高いです。
また、ネットにアップされていない市もあります。
主催している方は、
クラフトマンが中心となって、
それをボランティアスタッフが手伝って運営している形が多いでしょうか。
プロのイベント屋がやっているのや、
市町村の観光課、あるいは商工会などが開いているのもあります。
来てくださるお客さんの数は、2日間で数千人〜2万人くらいでしょうか。
有名どころになると、4万人以上と言う話です。
場所によっては、冷やかしのお客さんが多いところもあったり、
人数は少ないけど、手作りの作品を求めに来る人が多いところなどもあります。
まあ、いろいろですね。
出店が許可されると、期限までに出展料を振り込みます。
大体1万円前後でしょうか。
これでようやく出店できることになります。
その後、
搬入搬出の予定や、出店区画などを説明した書類が送られてきます。
あとは、前日か当日の朝早くに会場に行って飾り付けるというわけです。
こんな感じの説明でわかってくれたかな。
さあ、今年はどれくらい出店できるでしょうかね。
ではまた。