月桂樹とも、ベイ・リーフとも、ローリエとも

  • 2017.11.27 Monday
  • 15:16

このところ、畑の整理などが主になっているので、

ブログも、その関係が続きます。

今日は、これです。

CIMG1309.JPG

月桂樹の葉っぱを乾燥させています。

もとの木は、

CIMG1310.JPG

まだまだ小さいです。

ところがどうしたことか、

CIMG1311.JPG

真ん中の枝だけ、ひゅるひゅると伸びています。

 

ベイ・リーフとも、ローリエとも言うそうですが、

料理、特にスープ関係に使います。

私は、野菜スープをよく作るので、

この葉っぱが欠かせません。

以前は、スーパーで買っていたのですが、

木の苗を植えておけばいいことに気づき、

それからは自分で乾燥させて使っています。

 

ついでに、

CIMG1313.JPG

CIMG1312.JPG

CIMG1314.JPG

カリンです。

今年は豊作でしたが、

ほとんどが虫にやられて、

ざるにのっているのだけが、

なんとか残ったものです。

車の中や部屋に置いておくだけで、

ほのかないい香りがしてきます。

 

ではまた。

 

 

 

ふとした思い付きだが・・・”青とうがらし”

  • 2017.11.20 Monday
  • 11:46

嶋唐辛子は、仕事で赴任している時に食べている。

青いものを刻んだり、輪切りにしたりして、

山葵の替わりに醤油に入れて刺身を食べる。

辛くて、それが少しするとすっと消え、

また、辛さを求めてしまう。

やみつきになる唐辛子だ。

硫黄島唐辛子なるものも、

美味いからかじってみろと、だまされて食べたこともある。

針のように細いのだが、これが、すさまじく辛い。

そして、赤い。

 

南アルプスに連日雪が降り積もるようになり、

我が家の唐辛子も、

寒さでやられるようになった。

CIMG1305.JPG

CIMG1306.JPG

どういうわけか、今年の唐辛子は、

オレンジから赤にと、今までのように変わってくれなかった。

気候が変わってきているせいなのか・・・

それでも、十分な収穫はできたのだが、

CIMG1308.JPG

これで、3分の1くらい。

 

もう終わりだなと眺めている時に、嶋唐辛子のことを思い出した。

いつもなら、残りはそのままにしておくのだが、

緑色のものをよく見ると、

茎についたまましわしわになっているものがあった。

”もしかして、緑の唐辛子を乾燥させると面白いかも”

と考えた。

そこで、試してみることにした。

CIMG1307.JPG

寒さにもめげず、まだ青さを残していた唐辛子。

なんとなく、いじらしさを感じてしまった。

さて、どうなるやら・・・

 

ではまた。

 

行商記 第5弾 市原 ”キーワードは「視線の先」と「なでなで」”

  • 2017.11.14 Tuesday
  • 11:12

<初日>

いい天気で良かったなと思いきや、強風。

それも、一日中。

そんなわけで、テントも張れず、衝立も立てられずにこんな感じで

CIMG1297.JPG

展示しました。

 

高速の渋滞で、予定より1時間もよけいにかかってあせったのだが、

着いてみると、他のブースも

CIMG1295.JPG

こんな感じで、テントは骨組みだけ、展示もしてなく、

ちょっと肩透かしをくらったようだった。

始まりの10時ごろになって、ようやく皆さんが展示し始めたので、

我がブースも作品を並べたのだが、

気持ちは、最早あきらめモード。

足を止める人もわずか、

当然、お話しすることもほとんどなし。

確かに、これでは私でも見ようとしないわなと・・・

一日目、みごとに沈没。

 

<2日目>

天気も良し、風もおさまっている。

昨日の分を取り返すぞと、気合を入れ

CIMG1300.JPG

CIMG1298.JPG

花も挿して、しっかり飾り付けました。

今日は、お客さんも多く、

結構話をすることもできました。

ただ、

手作りの物を求めに来ている方よりは、

公園で遊んだついでにという家族連れや、

買い物ついでにという方が多いように感じました。

この場所は、そういう所なのかもしれません。

 

そんなお客さんが、足を止め作品を眺めていくのに、

ある特徴というか、傾向というか、

そんなものがあることに気づきました。

それは、左側から歩いてきたお客さんに、

顕著にあらわれます。

CIMG1299.JPG

足を止めたその視線の先を気をつけて見ていると、

まず、「しょうゆ皿」にいきます。

そして、説明用の

CIMG1304.JPG

これにいき、

また「しょうゆ皿」に戻ります。

そして、必ずといっていいほど

指先で「しょうゆ皿」の表面を”なでなで”するのです。

だいたい80%の方が、このパターンでした。

不思議に思う程、同じことが繰り返されるので、

つい、自分なりに分析を始めてしまいました。

 

まず、

CIMG0923.JPG

この形を見て、なんだろうと考える。

次に、説明を読んでなんだかわかる。

続いて、どうやって使うのか考える。

ここまでは、すんなり進んだのですが、

最後の、指先でなでるのところで考えが止まってしまいました。

たんに、

この溝はなんだろうとか、のこぎりの刃みたいなものは・・・

と考えて、つい触ってみるのか、

もしかして、

お地蔵さんをなでるのと同じような感覚で、無意識に撫でてしまうのか・・・

思わず、

「撫でても、ご利益はありませんよ」

と言いたくなってしまうほどでした。

 

このパターンで入って来て、

随分長く見てくれているご婦人に声をかけました。

その方は、

「これはヒヨコだ」

と言うではありませんか、

「だから、黄色が欲しい」と・・・

言われてみれば、足とくちばしを付ければ

見えないことはないのですが、

「付けると洗いにくいので、この形がいい」

とおっしゃいます。

まったく、人それぞれですね。

 

また、一年ぶりにお会いできた方もありました。

80を過ぎても、まだまだお元気そうなお姿に安心しました。

来年の再会を楽しみにしています。

 

さて、

これで今年の行商は終わりとなります。

今年は、体調をくずしたこともあり、

5か所のクラフト市にしか出店できませんでした。

それでも、

楽しい出会いがたくさんありました。

泥平の世界に触れてくださったみなさん、ありがとうございました。

そして、渡っていった一輪挿し。

可愛がっていただけていたら最高です。

来年は、

せめて10か所くらいは行きたいと思っています。

新たな、そして、懐かしい出会いを楽しみに、

作品作りに取り組んでいきます。

 

ではまた。

 

そうそう、成田が近いということで、

今年も飛行機がたくさん飛んでいました。

デジカメを超望遠にして撮りました。

付けたしです。

CIMG1302.JPG

 

 

 

お待たせしました ”一味と山椒”で

  • 2017.11.08 Wednesday
  • 12:39

泥平の作る唐辛子ファンの皆様、

大変お待たせしました。

ようやく粉に引くことができました。

CIMG1285.JPG

と言っても、たったこれだけですが・・・

ちなみに、これで商売はしていません。

 

CIMG1286.JPG

これは、山椒の実を包んでいる皮の部分。

それを、

CIMG1288.JPG

手回しの機械で引きます。

 

ただし、

取り掛かる前に、必ずトイレに行っておく必要があります。

初めの頃、

途中で用を足しに行ったことがあります。

もう大変でした・・・!!!

この手で、鼻をこすったりしても、

ポッポポッポとひりひりします。

そのため、こんな怪しい格好をします。

CIMG1289.JPG

それでも、

唇などはかっかと燃えます。

涙もぼろぼろです。

 

CIMG1290.JPG

手でちぎって小さくしてから、

まずは、粗挽きです。

CIMG1291.JPG

これを、もう一度細かい設定に直してから引きます。

すると、

CIMG1292.JPG

一味唐辛子のできあがりです。

 

山椒は、いっぺんで引けます。

CIMG1293.JPG

これを一味に混ぜ、山椒唐辛子をつくります。

山椒と塩をタンやハツに振りかけ、

30分ほど寝かせてからフライパンで焼くとおいしいです。

 

CIMG1287.JPG

乾燥剤のシリカゲルです。アマゾンで買いました。

 

唐辛子は、引いたすぐが一番香りもたち、辛いです。

時が経つうちに、両方とも衰えてきます。

湿気も大敵。

そんなわけで、シリカゲルです。

 

さあ、喜んでくれるかな。

 

ではまた。

 

 

スープスパゲッティーの為の自分用皿

  • 2017.11.06 Monday
  • 14:55

前から作ろう作ろうと思っていた、

”あさりコンソメスープで食べる スパゲッティー皿”

今日、焼き上がりました。

CIMG1279.JPG

CIMG1280.JPG

直径19cm  深さ3cm

ほぼ、思い通りに仕上がりました。

内側の手跡、外側の削り跡、

いい感じに出ています。

これで、スープをこぼしそうにならずに食べられそうです。

 

一緒に焼いた一輪挿し。

新しいものを生み出す時には、大なり小なり

「う〜ん」

と、ああでもないこうでもないと言って、唸って作り上げることが多いのですが、

時に、この作品のように、

余った粘土で何か作っていたら、なんだかできちゃった、

ということもある。

CIMG1281.JPG

作ろうと思って作ったわけではないので、なんの形か自分でもよくわからない。

<正面>

CIMG1282.JPG

<側面>

CIMG1283.JPG

<後面>

CIMG1284.JPG

しかし、それとなく面白い。

 

今年の行商用の作品は、もう大丈夫なので、

食器なども作っていこうと考えている。

新作の一輪挿しにも取り掛かっている。

来年は、どんなものを生み出していけるか楽しみだ。

ではまた。

 

2017年の陶芸作品

  • 2017.11.02 Thursday
  • 17:11

2017年 今年もいろいろ作りました。

新作の数々です。

 石垣風脚付き小皿             刺身好きな人用のしょうゆ皿

CIMG0928.JPG CIMG0924.JPG

たまご変身シリーズ”ルンルン”

CIMG0972.JPG

キャンプファイヤー型 3WAY使用

CIMG0976.JPG CIMG0977.JPG

3連筒

CIMG1008.JPG CIMG1009.JPG

2連筒

CIMG1011.JPG CIMG1010.JPG

CIMG1012.JPG CIMG1013.JPG

筒型

CIMG1014.JPG 

筒型

CIMG1016.JPG CIMG1015.JPG

 箸置き型の試作

CIMG1040.JPG CIMG1045.JPG

CIMG1047.JPG CIMG1049.JPG

宙吊り型

CIMG1058.JPG

バケツ型

CIMG1090.JPG CIMG1091.JPG

2段型                       ???

CIMG1087.JPG CIMG1089.JPG CIMG1092.JPG

デコシリーズの長靴型

CIMG1106.JPG

デコシリーズのケーキ型 セット        単品

CIMG1111.JPG CIMG1112.JPG

この形は前からのものだが、釉薬の感じが気に入って

CIMG1187.JPG CIMG1189.JPG

だいたいこんなところでしょうか。

忘れないうちにまとめておきました。

 

行商記 第4弾 ”景品ですが、なかなかのもんです”

  • 2017.11.01 Wednesday
  • 10:15

2017 ”サイボク陶陶市”

 

毎年、初日の開催時刻の少し前に、短い時間の朝礼があります。

今年のサイボクの社長さんのお話は、台風が近づいているせいか、

「雨の日は、お客さんも少ないです。しかし、笑顔を忘れてはいけません。

 そして、雨の日にもかかわらず来てくださるお客さんは、

 とてもありがたいお客さんなのです。

 人数が少ない分、普段以上の時間をかけて応対することができるのです。

 来てよかった、また来ようという気持ちを持っていただけるよう、

 しっかり、笑顔でがんばりましょう」

もっといろいろ長かったのですが、大筋、こんな訓示をいただきました。

素直な私は、

このことを心して、行商に励みました。

 

CIMG1274.JPG

初日、天気は良いが、お客さんはちょっと少ない感じ。

CIMG1275.JPG

2日目、だんだんと雨が・・・

CIMG1278.JPG

3日目、🐷ちゃんにも傘を・・・

    あまりに激しい雨のせいで、

    1時間早めのPM3:00に撤収となりました。

 

今回は、景品のお話です。

サイボク陶陶市では、500円以上の作品を買ってくれたお客さんに、

ガラガラをして景品が当たるチケットを渡しています。

CIMG1267.JPG

こんな場所も作って、

各ブースのクラフトマンが、交代で担当します。

CIMG1266.JPG

3等でも、飴玉が何個かもらえます。

CIMG1265.JPG

そして、1等に当たると、

各ブースから提供された作品が選べます。

CIMG1264.JPG

CIMG1263.JPG

これが、なかなかの物なのです。

私が欲しくなってしまうような物がたくさんあります。

例えば、

CIMG1260.JPGCIMG1258.JPG

CIMG1257.JPGCIMG1256.JPG

CIMG1254.JPGCIMG1252.JPG

CIMG1250.JPGCIMG1248.JPG

こんな、陶器以外のものもあります。

勿論、陶器もあります。

CIMG1246.JPGCIMG1245.JPG

CIMG1247.JPGCIMG1249.JPG

CIMG1253.JPGCIMG1251.JPG

CIMG1255.JPGCIMG1261.JPG

CIMG1262.JPG

全部はのせきれませんでした。

ちなみに、私のはというと、

CIMG1259.JPG

この、”瑠璃の煌き”の「お菓子皿」です。

 

この景品を持って、私のブースに来てくれた親子がいました。

景品所に行く時に、

”刺身好きな人用の しょうゆ皿”を見ていて、

いいなと話していたそうです。

そして、目移りするようで、

けっこう迷ったすえに、

娘さんが、”瑠璃の煌き 月型”を購入してくれました。

こんなこともあるんですね。

 

お客さんといえば、

アーチェリー関係では、

T野さんご一家、次の日に息子さんご夫婦も、

I上さんご夫婦、M上さん、N濱さんご夫婦が来てくださいました。

また、

M世さんご一家、K茂さんご夫婦、O野さん、

差し入れありがとうございました。

さらに、

3年連続で、しかも2日間続けて来てくださったM山さん、

そして、

泥平の世界に立ち寄ってくださった皆様、

大変ありがとうございました。

 

来年に向けての新作アイデアも、

2つほどいただきました。

期待していてください。

 

月曜に山梨に戻ってきました。

サフランがものすごい量の花を咲かせていました。

キウイも唐辛子も収穫しないといけません。

雨に濡れた道具も乾かしたりと・・・

今日になって、

ようやくブログをアップすることができました。

 

さあ、次は ”アートクラフトin市原”です。

今年最後の行商となります。

いい天気になりますように・・・

 

行商記 第4弾 これにて終了。

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM