2018年の行商を振り返って

  • 2018.12.17 Monday
  • 10:23

(写真はありません。12月も半ばとなり、やれ家の掃除だ畑の整理だ、

 果樹の剪定だ、雪囲いだ、年賀状を書かなくてはと忙しくなるので、

 ちょっと早めですがまとめました)

 

前半は暑さにやられ、後半は台風にやられた1年でした。

しかし、

今年もいろいろな出会いがありました。

思い返すと、いいことばっかりが残っているようです。

 

こちらが嬉しくなってしまう言葉をかけてくださったお客さんがいました。

1つ目は、

 

「ひとめぼ惚れです」

 

さっと作品を手に取り、この言葉と一緒に私に差し出した女性。

年のころだと40半ばといったところでしょうか。

”ど直球”

心にズドンときました。

いつもだと、

「わたしにですか?」

などと、馬鹿な冗談を言って返すところですが、

あまりに真剣な様子に、

「ありがとうございます」

しか言えませんでした。

ここで変なことを言ってしまうと、

水を差すような気がしたからです。

溜息までついて受け取ってくれたのには、恐縮してしまいました。

よく考えてみると、この女性とは、

「ひとめ惚れです」

「ありがとうございます」

しか話していませんでした。

余計な言葉も説明もいらない時があるのですね。

 

2つ目は、

 

「こういうのをさがしていたのよ」

 

展示の準備をしている私の背中に投げかけられました。

「えっ、どういうのを探していたんですか」

と聞くと、

「こういうのよ」

と両手を大きく広げ、

ラジオ体操のようにぐるりと輪を描きました。

全部というふうに解釈しました。

腕を組んで、

「どれもいいわ。迷っちゃうわ」

とじっくり眺めてくれました。

こちらの意図したところをドンピシャで受け止めてもらえるのは、

なんとも嬉しいことです。

 

3つ目は、

 

「もう、最高です」

 

お母さんと一緒にきた女子中学生に、真正面から言われました。

お母さんは、長靴型などの面白系をすすめていたのですが、

この子は、花を生けるには正統派と思える作品を選びました。

最後に、興奮した口調で

「がんばってください!」

という激励の言葉をかけてくれました。

ありがとうと返した後に、

心の中で ”おじさん、がんばるよ” と言っていました。

 

 

いつもいつも、こんな嬉しい言葉ばかりではありません。

小学校に上がる前の、

いかにも腕白といった男の子の手を引いた若いお母さんからは、

「おじいさん、これいくらですか」

と言われました。

「お・じ・い・さん」ですよ。

返事が一拍も二拍も遅れてしまいました。

結構ショックが大きかったです。

ただ、

冷静になって数字を数えてみると、なんら不思議はないのですが・・・

「おじさん」

と呼ばれた時には、慣れるのに随分かかりましたが、

「おじいさん」

は、もっと早く慣れてしまいそうです。

まあ、

気持ちの上では、まだまだお兄さんですけど・・・

 

こんな言葉の数々が、

どれだけ私を励ましてくれたことでしょうか。

やる気を出させてくれたことでしょうか。

だから、

行商を続けられるのでしょうね。

 

2019年の応募が始まっています。

先日、3月開催のクラフト市に応募用紙を郵送をしました。

いい出会いを求めて、

新作を引っ提げて、

行商に励みたいと思っています。

”泥平の世界”にかかわってくださった皆さん、

ありがとうございました。

 

ではまた来年。

 

 

 

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